むちうちと肩こりの違いを解説

こんにちは。
西東京市田無の整体院とまり木です。

このページでは、むちうちと肩こりという二つの症状について解説し、それらの共通点と相違点についてご紹介します。

なお、もしあなたが首肩にコリや痛みを抱えていて、むちうちなのか?肩こりなのか?迷っているとしたら、必ずお医者さんに相談してくださいね。

むちうちとは

むちうちは、外傷性頚部症候群(頚椎捻挫)と呼ばれる状態です。

むちうちは自動車事故などの明確な外傷が原因となり、時間の経過とともに症状が現れることがあります。

画像検査では異常が見られないことが多く、症状としては首の痛み、しびれ、可動域制限、頭痛、耳鳴り、悪心などがみられます。

肩こりとは

肩こりは、病気が原因であるもの、心因性のもの、特別な原因がわからないものなど様々なタイプがあります。

特に原因がわからない肩こりは本態性肩こりと呼ばれ、整体院など手技療法で扱われることがあります。

肩こりの症状としては、首から肩、背中にかけての筋肉の緊張、重さ、鈍痛などがあります。

重度の肩こりでは緊張型頭痛や自律神経症状が伴うこともあります。

むちうちと肩こりの共通点と相違点

むちうちと肩こりには共通点もありますが、相違点も存在します。

共通点

むちうちと肩こりは、症状として首や肩の痛み、不快感が現れることがあり、症状が似通っていることが特徴です。

相違点

むちうちは明確な外傷がある場合が一般的ですが、肩こりはデスクワークや不良な姿勢の積み重ねなどによるものです。

むちうちは事故や外傷が原因となるため、原因が明確ですが、肩こりは特定の原因が明確でないことがあります。

問題点

肩こりで悩んでいた人が交通事故に遭った場合、その後に現れた首肩の症状はむちうちでしょうか?肩こりでしょうか?

むちうちと肩こりが同時発症の場合、それぞれの症状を区別することは難しい場合があります。

むちうちと肩こりの違いを解説のまとめ

むちうちと肩こりは、症状が似通っているものの、発症の起点や原因の特定、区別の難しさなどに違いがあります。

むちうちは明確な外傷が原因となり、時間の経過とともに症状が現れます。

一方、肩こりはデスクワークや不良姿勢などによるもので、特定の原因が明確でない場合もあります。

相違点を理解することで、適切な対処法や治療方法を選ぶことができます。

※参考文献 病気がみえるvol.11 運動器・整形外科