更年期にふくらはぎがだるい理由を解説!原因と解消法

こんにちは。
西東京市田無の整体院とまり木です。

このページでは、更年期にふくらはぎがだるい理由と解消法について解説します。

結論からお話すると、ホルモンバランスの変化が血流に影響し足のだるさを誘発しています。

ただ、ふくらはぎのだるさは病気によって引き起こされることもあるので注意が必要です。

そこで、

●女性のゆらぎの時期にどのようなケアをすればふくらはぎが楽になるのか?

●見分けが必要な病気7種類

●更年期のだるさを解消する方法

●サプリメントや漢方の活用

などをお話します。
よかったら参考にしてください。

更年期にふくらはぎがだるい原因とは?

更年期とは何か?

更年期とは、女性の生涯のうち、成熟期から老年期に移る一時期のことで、卵巣機能が緩やかになり、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少します。

通常、45歳から55歳ぐらいまでの約10年間が更年期にあたります。

更年期がふくらはぎに与える影響

更年期になると、女性ホルモンの減少により全身の血行が悪くなることがあります。

特にふくらはぎは、血液のポンプの役割を果たしている部分であるため、

血行が悪くなると筋肉に必要な酸素や栄養が届かず、だるさを感じることが多くなります。

また、ホルモンバランスの変化による体調の不調やストレスも、ふくらはぎの筋肉に負担をかけ、

だるさを引き起こすことがあるため、更年期のケアが重要となります。

更年期におけるふくらはぎのだるさの症状

更年期の女性は、約7割が疲れやすさや体のだるさに悩まされることがあります。

このだるさは、激しい運動や神経を使う作業を長時間続けた後の疲労感や倦怠感と似ています。

しかし、普通なら休息や睡眠で解消できるものが、更年期世代の女性では疲労感がずっと続くことがあります。

更年期の症状として「手足の冷え」「だるい・疲れやすい」などが挙げられており、これらの症状がふくらはぎのだるさにも関連しています。

原因となる生活習慣や体調の変化

更年期の症状は、生活習慣の乱れによって悪化することがあります。

特に、以下のような生活習慣がふくらはぎのだるさに関与していると考えられます。

不規則な睡眠
睡眠不足や不規則な睡眠は、体全体の疲労を増加させ、ふくらはぎのだるさを引き起こすことがあります。

運動不足
適度な運動がないと、血行が悪くなり、ふくらはぎの筋肉が硬くなることがあります。

不健康な食生活
塩分の取りすぎや偏った食事は、水分のバランスを崩し、ふくらはぎの筋肉に負担をかけることがあります。

自律神経の乱れ
更年期には、女性ホルモンの減少による自律神経の乱れが起こりやすく、これが生活習慣の乱れと相まって、ふくらはぎのだるさを引き起こすことがあるのです。

規則正しい生活リズムや食生活の見直し、適度な運動などを心がけることで、ふくらはぎのだるさを軽減することが期待できます。

更年期以外にふくらはぎがだるくなる7つの疾患

静脈血栓症
血液が固まり、血管を塞ぐ病気で、ふくらはぎに痛みやだるさを感じることがあります。

末梢動脈疾患
脚の血管が狭くなる病気で、歩くとふくらはぎがだるくなることがあります。

坐骨神経痛
腰から足にかけての神経が圧迫されると、ふくらはぎにだるさや痛みを感じることがあります。

筋肉疲労
過度な運動や立ち仕事による筋肉の疲労もふくらはぎのだるさの原因となることがあります。

脱水症状
水分不足による脱水は、ふくらはぎの筋肉にだるさを引き起こすことがあります。

薬の副作用
一部の薬には、ふくらはぎのだるさを引き起こす副作用があることがあります。

その他の疾患
甲状腺機能低下症や貧血など、他の疾患もふくらはぎのだるさの原因となることがあります。

これらの疾患は、更年期とは関係なくふくらはぎのだるさを引き起こす可能性があります。

症状が続く場合は、医師の診察を受けることが重要です。

更年期のふくらはぎがだるい症状を解消する方法

精神的なゆとりを持つ

更年期の症状は、体だけでなく心にも影響を及ぼすことがあります。

「体がだるい」「何をやってもうまくいかない」といったネガティブな感情の積み重ねがイライラやストレスとなり、ふくらはぎのだるさを引き起こすことがあります。

なので精神的なゆとりを持つことが重要です。

たまには「頑張らなくていいんだ」という気持ちでリラックスし、自分を労わる時間を持つことで、更年期の症状を和らげ、ふくらはぎのだるさを軽減させる効果が期待できます。

いい意味で開き直るという作戦。

生活習慣を改善する

更年期の症状を悪化させる原因として、生活習慣の乱れが挙げられます。

規則正しい生活リズムと定期的な運動を心がけることで、全身の血行が促進され、ふくらはぎの筋肉の緊張が和らぎます。

これにより、ふくらはぎのだるさを軽減することができるのです。

また、食生活の見直しも重要で、栄養バランスの良い食生活は、筋肉の健康を支え、ふくらはぎのだるさに直結する疲労感を和らげる効果も期待できます。

全体的に体調が整い、ふくらはぎのだるさが楽になるため、生活習慣の改善は非常に効果的なアプローチとなります。

サプリメントによるケア

手軽に摂れるサプリメントは更年期の強い味方となることがあります。

特に、女性ホルモンのように働く大豆イソフラボンのサプリメントは効果的で、プラセンタのサプリなどもおすすめされることがあります。

自分の症状に合ったサプリメントを選ぶことで、更年期の症状を楽に、笑顔で過ごす助けとなるでしょう。

漢方薬によるケア

更年期のふくらはぎのだるさに対して、漢方薬は体質改善という根本からのアプローチが可能です。

例えば、真武湯(しんぶとう)や八味地黄丸(はちみじおうがん)は冷えに効果があり、

加味逍遙散(かみしょうようさん)は便秘やガスの症状に使用されます。

漢方薬はその人の体質や症状に合わせて処方されるため、自然な形で症状が改善します。

市販薬で購入する場合も、漢方に詳しい薬剤師に相談するのがおすすめです。

婦人科で相談する

更年期の症状がひどく日常生活に支障をきたしてしまう場合は、婦人科で相談することも1つの方法です。

更年期症状に基礎疾患が隠れているケースもあるため、症状が重い方は病院を受診しましょう。

また、ホルモン補充療法やサプリメント、漢方、整体なども取り入れることで、症状をラクにすることが可能です。

まとめ:更年期にふくらはぎがだるい理由を解説!

更年期にふくらはぎがだるくなる原因は多岐にわたります。

生活習慣の改善や適切なケアによって、この症状は緩和されることが多いです。

自分に合ったケア方法を見つけ、健康的な更年期を迎えるための方法を見つけていきましょう。