ストレートネックが重症になるとどんな症状が現れる?

こんにちは。
西東京市田無の整体院とまり木です。

このページではストレートネックが重症になるとどのような症状が現れるのかを解説します。

ストレートネックというのは猫背と同じ、いわゆる姿勢の歪みです。

鏡を横から見た時に、肩よりも前に耳があるとき、ストレートネックが疑われます。

整形外科でレントゲンを撮ってもらうと、頚椎という首の骨の自然なカーブが失われているかもしれません。

体の歪みは筋肉の硬さや緊張をうみます。

自律神経症状も現れるかもしれません。

このページではストレートネックが重症化した場合の症状について詳しく説明しますので、よかったら参考にしてください。

ストレートネックの重症化とその症状

ストレートネックとは何か?

ストレートネックとは、本来緩やかに湾曲しているはずの頸椎(首の骨)が真っ直ぐになってしまう状態のことを指します。

この状態は、スマートフォンやパソコンの使用による長時間のうつむき姿勢など、現代生活の中で首に負荷がかかる状況が原因となります。

ストレートネックの症状

ストレートネックの初期症状としては、肩こりや首こりによる身体の倦怠感や疲れ目、首や肩回りの可動域制限、無意識のうちに食いしばりを起こしてしまったり、就寝中に歯ぎしりを起こすことがあります。

これらの症状は、早期改善が期待できます。

ストレートネックが重症化するとどうなる?

症状が進行すると、猫背になりやすくなり、寝違いや顎関節痛、手や腕に痺れ、耳鳴り、頭痛、めまい、吐き気などの痛みや強い違和感を感じやすくなります。

さらに進行するとヘルニアや自律神経失調症にもなると言われています。

この段階になると、改善には時間がかかることが多いです。

ストレートネックになるとどこが痛くなる?

ストレートネックになると、首や肩、背中などに痛みを感じることが多いです。

特に、首の後ろや側面、肩甲骨の間などに痛みを感じることがあります。

ストレートネックの全身症状は?

ストレートネックは首の問題だけでなく、全身に影響を及ぼすことがあります。

頭痛やめまい、視覚障害、耳鳴り、吐き気などの症状が出ることがあります。

さらに、頚椎の問題が脳からの伝達に不具合をもたらすため、全身の筋力低下や感覚異常、自律神経の乱れなども引き起こすことがあります。

ストレートネックの重症度とその判断基準

ストレートネックの重症度は、症状の程度や頸椎の湾曲具合、関連する症状の有無などにより判断されます。

重症化すると、上記で述べたような全身症状が現れ、日常生活に大きな影響を及ぼすことがあります。

ストレートネックの重症化に対する対策と治療

ストレートネックを放置するとどうなる?

ストレートネックを放置すると、症状は徐々に進行します。

初期症状の段階では早期改善が期待できますが、進行してしまうと改善には時間がかかることが多くなります。

さらに進行すると、ヘルニアや自律神経失調症にもなる可能性があり、手術が必要になる恐れもあります。

ストレートネックの治療法

ストレートネックの治療法は、主に物理療法、薬物療法、手術などがあります。

物理療法では、ストレッチやマッサージ、温熱療法などが行われます。

薬物療法では、痛みや炎症を抑えるための薬が使用されます。

重症の場合は、手術が必要になることもあります。

ストレートネックは治るのか?

ストレートネックは、早期に対策を行えば改善する可能性があります。

しかし、一度湾曲が失われてしまった頸椎を元の形に戻すことは難しいため、完全に「治る」かどうかは個々の状況によります。

ストレートネックの手術とその費用

重症のストレートネックの場合、手術が必要になることもあります。

手術は、頸椎の形状を改善し、神経を圧迫している部分を取り除くことで症状を軽減することを目的としています。

手術の費用は、手術の種類や施設により異なります。

ストレートネックの見分け方と早期発見の重要性

ストレートネックの見分け方は、首や肩の痛み、頭痛、めまいなどの症状がある場合や、首を前に突き出した姿勢が続く場合などに疑われます。

早期発見が重要であり、症状が出たら早めに専門家に相談することがおすすめです。

ストレートネックの予防策と日常生活での注意点

ストレートネックの予防策としては、日常生活での姿勢の改善が重要です。

特に、スマートフォンやパソコンを使用する際には、背筋が伸びるように意識することが大切です。

また、こまめに姿勢を変えることや、首のストレッチを行うことも有効です。

ストレートネックが重症になるとどんな症状が現れる?のまとめ

ストレートネックは、現代生活における首への負荷が原因で発生し、重症化すると全身に影響を及ぼす可能性があります。

早期発見と適切な対策が重要であり、日常生活での姿勢の改善や、首のストレッチなどを行うことが推奨されます。

症状が出たら早めに専門家に相談し、適切な治療を受けることが大切です。