自律神経の乱れと息苦しさの関係を詳しく解説!原因と対処法

こんにちは。
西東京市田無の整体院とまり木です。

このページでは自律神経失調症と息苦しさの関連性、その原因と対処法について解説します。

自律神経の乱れは、別名、自律神経失調症といい様々な不快な症状が現れる疾患です。

その中でも「息苦しさ」という症状は特に多くの人が経験します。

この記事では自律神経が乱れる原因、息苦しさとの関係、対処法についてお話しますので、よかったら参考にしてください。

自律神経が乱れると息苦しさを感じる理由

自律神経失調症と息苦しさの関連性

自律神経失調症は血流の低下症状を主体とする疾患で、その結果として「息苦しい」という症状が現れます。

これは、呼吸するための筋肉である呼吸筋への血流が低下することで、正常な筋収縮が出来なくなるためです。

自律神経と呼吸器系の関連性

自律神経は交感神経・副交感神経を司り、身体の働きをコントロールします。

しかし、神経の働きに乱れが生じると、それが呼吸器系にも影響を及ぼし、結果として息苦しさを覚えることになります。

自律神経失調症でよく見られる息苦しさの症状

自律神経失調症での息苦しさは、神経の乱れと共に呼吸のペースや深さが乱れることが原因で、

意識的に呼吸のペースを整えたり、ゆっくり深呼吸をしないと苦しくなりがちです。

自律神経失調症の判定と息苦しさ

自律神経失調症は西洋医学的に認められた正式な病名ではありません。

しかし、症状を訴えてはいるが、検査では何も異常が見つからない場合や、症状が長期にわたって慢性的に出てくる場合に「自律神経失調症」と伝えられることが多いです。

自律神経失調症での「息苦しい」症状のメカニズム

「息苦しい」という症状は、呼吸筋への血流が低下することで出てきます。

この時、強い不安や恐怖に襲われ、パニックに繋がることも良くあります。

自律神経失調症での「息苦しい」症状と過呼吸

過呼吸が出てくる方の多くは、この「息苦しい」という症状を前段階として感じています。

過呼吸は、脳からの指令が「息を吸うこと」であるため、息を吐くことも難しくなります。

自律神経失調症での「息苦しい」症状と血流低下

自律神経失調症では、自律神経の一番の役割は、循環器(心臓と血管)のコントロールによる血流の調整です。

したがって、自律神経失調症で最も出てきやすい症状は血流低下症状ということになります。

自律神経失調症の息苦しさへの対処法

息苦しさは、神経の乱れと共に呼吸のペースや深さが乱れることが原因で、意識的に呼吸のペースを整えたり、ゆっくり深呼吸をしないと苦しくなりがちです。

具体的には呼吸が速くなって苦しくなる、浅くなって苦しくなる、あるいはその両方のパターンがあります。

自律神経失調症と息苦しさの対処法

自律神経失調症と「息苦しい」症状の漢方治療

自律神経失調症による息苦しさは、体質やストレス反応、精神状態などによって引き起こされることが多いです。

そのため、その原因を特定し、それに対応した治療を行うことが重要です。

漢方治療は、その人の体質や症状に合わせて処方されるため、自律神経失調症による息苦しさにも効果的です。

特に、ストレスによる息苦しさを和らげる効果が期待できます。

漢方薬を取り扱っている病院、またはお近くの漢方薬局にご相談してみてください。

自律神経失調症と「息苦しい」症状のツボ

自律神経失調症による息苦しさの症状には、特定のツボを刺激することで改善することがあります。

これは、ツボ刺激によって自律神経のバランスを整え、呼吸を正常にする効果があるからです。
特に、腹式呼吸を行いながらツボを刺激すると、より効果的に息苦しさを和らげることができます。

ツボの種類としては、

中府

鎖骨の外端下のくぼみから指の幅1本分下へ降りた所にあります。このツボをマッサージすることで、ズーンと響くポイントが見つかります。そのポイントをじっくりと5秒間指圧したあとに力を緩めずに小さく円を描くようにマッサージすると良いとされています。

内関

手首内側の中央からひじ方向へ指3本分下がった所にあります。ストレスや疲れで息苦しくなったり、呼吸が浅いと感じる時に効果的なツボで、胸周辺の緊張をやわらげ、呼吸を楽にします。

心兪

場所は背中の胸椎5番棘突起の横、脊柱起立筋にあります。このツボは呼吸のサポートをするとされています。自律神経が興奮している状態を緩和するために使用されます。

これらのツボを利用することで、自律神経失調症による息苦しさの症状を緩和することが期待できます。

ただし、これらはあくまで症状を緩和するためのものであり、原因を取り除くためには生活習慣の改善なども必要とされています。

横になると息苦しい自律神経失調症の対処法

自律神経失調症による息苦しさは、横になると特に感じやすいです。

これは、横になることで血流が変化し、それが自律神経に影響を与えるためです。

この場合、腹式呼吸を行うことで息苦しさを和らげることができます。

また、寝る前にリラクゼーションを行うなどして、ストレスを軽減することも効果的です。

お風呂上がりに息苦しい自律神経失調症の対処法

お風呂上がりに息苦しさを感じる場合、それは体温の変化や血流の変動が原因である可能性があります。

このような場合、ゆっくりと深呼吸を行うことで、自律神経のバランスを整え、息苦しさを和らげることができます。

また、お風呂の温度を適度に保つことで、体温の変化を緩和し、息苦しさを防ぐことも可能です。

食後に息苦しい自律神経失調症の対処法

食後に息苦しさを感じる場合、それは食事による血流の変化や、胃腸の動きが自律神経に影響を与えている可能性があります。

このような場合、食事の量を調節したり、食事の後にゆっくりと休むことで、息苦しさを和らげることができます。

また、食事の後に深呼吸を行うことで、自律神経のバランスを整えることも効果的です。

生理前に息苦しい自律神経失調症の対処法

生理前にはホルモンバランスの変化が自律神経に影響を与え、息苦しさを感じやすくなることがあります。

このような場合、リラクゼーションや深呼吸を行うことで、自律神経のバランスを整え、息苦しさを和らげることができます。

また、生理前のストレスを軽減するために、適度な運動や十分な休息を取ることも重要です。

まとめ:自律神経の乱れと息苦しさの関係を詳しく解説!原因と対処法

自律神経失調症と息苦しさは密接に関連しています。

自律神経の乱れにより、呼吸のペースや深さが乱れ、息苦しさを感じることがあります。

しかし、適切な対処法を用いることで、これらの症状は改善可能です。

自律神経失調症に悩む方は、ぜひこの記事を参考に、自分に合った対処法を見つけてみてください。