こんにちは。
西東京市田無の整体院とまり木です。
このページでは偏頭痛は冷やしたほうがいいのか?温めたほうがいいのか?について解説します。
前半は偏頭痛について教科書的な説明です。
後半は私がカイロプラクターとして頭痛患者様を診させていただいた経験から冷やすべきか温めるべきかについて経験したことをお話します。
教科書的に偏頭痛は冷やすのか?温めるのか?を解説
【結論】偏頭痛は冷やすと楽になる
偏頭痛は脳の血管が拡張し、その結果として周囲の神経が刺激されることで発生します。
ですので、偏頭痛の発作が起きた場合、冷やしたほうがいいと説明されます。
偏頭痛が冷やすと楽になる理由
偏頭痛の主な原因は、脳の血管が急激に拡張することです。
この血管の拡張が神経を刺激し、痛みを引き起こします。
冷やすことで血管が収縮し、神経への刺激が減少します。
その結果、偏頭痛の痛みが和らぎます。
偏頭痛はどこを冷やすと良い?
偏頭痛の発作が起きた場合、冷たいタオルや保冷剤を痛む部位に当てることで、血管の収縮を促し、偏頭痛の痛みを和らげることができます。
また、こめかみや痛む部位に冷たいタオルや保冷剤を当てることも有効です。
温めるのが楽になるのは緊張型頭痛
一方、緊張型頭痛は、肩こりや首こりにより血行が悪くなることで発生します。
この場合、肩周りや肩甲骨を温めることで血行を改善し、痛みを和らげることができます。
カイロプラクターが現場で見た「偏頭痛は冷やすのか?温めるのか?」
病院で偏頭痛と診断された人でも体が冷え切っていることがある
実際の患者様の話です。
偏頭痛がひどく病院で点滴を打ったが回復せず。
その後、当院に「何とかならないか」と相談がありました。
嘔吐が止まらない偏頭痛であり、セオリーどおりなら冷やすべきなのかもしれません。
しかし、体は冷え切っていました。
体の血液循環をよくする施術と保温で回復しました。
頭痛には偏頭痛と緊張型頭痛の混合型がある
あなたが頭痛持ちだとして、それは本当に偏頭痛でしょうか。
肩こり、首こりがあるなら、ひょっとしたら緊張型頭痛の特徴を持つ、混合型かもしれません。
先述のとおり緊張型頭痛は肩こり由来なので筋肉を温めることで緩和するケースが多いです。
自分は偏頭痛なのか?それとも緊張型頭痛?混合型?
診断はもちろんお医者さんの領域になるので、一度お医者さんに相談してみてください。
心地いいのは温かさ?それとも冷たさ?
一番最後に助けになるのは自分の感覚です。
偏頭痛だから冷やすべき、というのは早計の可能性もあります。
鵜呑みにせず、冷やして心地いいか?自分の感覚を信用してみてください。
偏頭痛を和らげるには冷やす?それとも温める?のまとめ
偏頭痛は教科書的に冷やすのが正解です。
それは脳の血管が収縮から拡張に向かった時に頭痛が起こるというメカニズムがあるからです。
しかし、偏頭痛だと思っても別の危険な頭痛だったり、体が冷え切っていたり、緊張型頭痛との混合型の場合もあります。
教科書的に「偏頭痛は冷やす」と判断せず、頭痛外来で相談したり、ご自身に心地いいほうを試してみてください。