坐骨神経痛はお尻から太ももの裏にかけて激しい痛みがあらわれる症状です。骨盤痛(臀部痛)を伴うことが多くあります。
長時間、椅子に座っているのも辛いし、歩くのも足を引きずってしまうほど痛みがでます。
そこで、このページでは4パターンの坐骨神経痛の改善例を元に、どうやったら坐骨神経痛を早期に改善できるのか?を解説します。
坐骨神経痛を治して健康な体を取り戻す参考になると嬉しいです。
坐骨神経痛の改善方法
はじめに当院での坐骨神経痛のアプローチ方法をお話します。私が坐骨神経痛の施術をする場合には股関節と骨盤を調整します。坐骨神経痛にはこれだけです。
この後に坐骨神経痛が改善したケースを4パターン紹介しますが、行った施術はどれも同じです。
坐骨神経痛の施術では「痛みをとること」はもちろん大切なのですが、それと同じくらい「二度と坐骨神経痛がでないように全身を調整すること」が重要になります。
それでは以下に坐骨神経痛の事例を4つ紹介します。
【学生】コロナ期間中の家庭学習で腰痛が再発し坐骨神経痛がでたケース
坐骨神経痛が発症した状況
積極的に部活動をしていた高校生です。コロナで自宅学習になり、一日中椅子に座っていることが多くなって坐骨神経痛になりました。
坐骨神経痛を改善する方法
部活動をしている頃から腰痛があったそうなので、その腰痛が根本的な原因だった可能性もあります。が、やはり運動不足と一日中椅子に座っている生活が引き金になったと言えます。
痛みの出ない範囲で以下のような股関節の体操をオススメします。軽く膝を立てて左右にパタパタ倒します。これによって股関節の動かしづらさを改善します。
▼骨盤の歪みや骨盤矯正については下記ページをご覧ください▼
骨盤のゆがみが気になる方へ 骨盤の歪みのセルフチェックと改善方法を紹介
【妊婦】お腹が大きくなってくるとともに腰痛と坐骨神経痛がでたケース
坐骨神経痛が発症した状況
20週ごろになるとだいぶお腹が大きくなります。それに合わせて腰が反るようになり、高い所の物を取ろうとすると腰の痛みが強く出ます。坐骨神経痛があらわれるのもこの頃。
坐骨神経痛を改善する方法
先述の股関節の体操はオススメなのですが、お腹が大きくなるにつれて腰の負担が大きくなる以上、腹帯をお使いになるのがいいかもしれません。
【ダイエッター】骨盤矯正ができるタイツをつかって運動したら坐骨神経痛がでたケース
坐骨神経痛が発症した状況
とあるスポーツクラブでオススメされた骨盤矯正タイツを使って運動したら、運動直後から坐骨神経痛がでました。
私の個人的な意見を言わせてもらうと、こういう商品は運動機能を補助するタイプなら良いのですが、「正しい位置で固定するタイプ」のものは使わない方がいいと思います。理由は、人の体は固定されるより動いている状態を好むからです。
坐骨神経痛を改善する方法
骨盤と股関節の調整を行いました。骨盤矯正タイツの使用は中止していただきました。
【立ち仕事】もともと腰痛持ちで仕事の疲労が重なって坐骨神経痛がでたケース
坐骨神経痛が発症した状況
筋肉の疲労は毎日ケアしないと蓄積していきます。忙しいのは重々承知なのですが、立ち仕事はもちろん座り仕事でもストレッチやマッサージを行っていただきたいと思います。
坐骨神経痛を改善する方法
坐骨神経痛自体は股関節と骨盤矯正で良いのですが、蓄積した筋肉疲労を回復させる全身の調整を重点的に行いました。
坐骨神経痛を早く治すために大切なこと
坐骨神経痛を早く治すために大切なこと、それはまず病院で医師の診察を受けることです。画像検査をおこない何らかの診断をうけられます。神経の働きを改善するお薬をもらえるかもしれません。
それで痛みが消えれば良いのですが、それでも治らなければ坐骨神経痛の改善実績のあるお近くの治療院に行ってみることをオススメします。
あなたの坐骨神経痛の原因と対処法を説明してくれる整体院がいいですね。こういう説明が早期改善や再発予防に必要ですので。
まとめ
坐骨神経痛は痛みが強いので生活に支障がでます。
坐骨神経痛を取り扱っている整体院であれば、あなたの体の状況をちゃんと説明してくれると思いますので、一度しっかり体を整えてみるのはいかがでしょうか。