【肩こりさん必見】鎖骨の下が痛い原因と対処法を解説

こんにちは。
西東京市田無の整体院とまり木です。

このページでは、肩こりに悩む方のために、鎖骨の下が痛む原因と対処法について解説します。

肩こりは多くの人が経験する不快な症状であり、特に巻き肩が強い場合には鎖骨の下が痛むことがあります。

肩こりの人が鎖骨の下を押すと痛い原因

肩こりがある場合、必ずしも肩こりを感じる部位が問題とは限りません。

肩こりの人が鎖骨の下を押すと痛みを感じるのは、様々な要因が絡んでいる可能性があります。

鎖骨の下には鎖骨下筋と呼ばれる筋肉が存在し、鎖骨の安定を助ける役割を果たしています。

肩こりの人が鎖骨の下を押すと痛みを感じる理由は、

首や肩の硬さ、上腕二頭筋という腕の筋肉の硬さ、大胸筋・小胸筋という胸の筋肉の硬さ、脇の下のコリなど、

鎖骨を挟んだ上下左右の筋肉が固くなり、鎖骨下筋が引っ張られすぎている可能性があるためです。

鎖骨下の痛みとストレスの関係

ストレスを感じると人は胸が縮こまったり首や肩に緊張が現れることがあります。

その結果、鎖骨下筋が固くなり、鎖骨の下を押すと痛みを感じることがあります。

ストレスが持続すると、鎖骨下筋の硬さが増し、肩こりだけでなく、鎖骨の下が痛い症状や呼吸困難などの不快な症状も現れることがあります。

鎖骨の下がゴリゴリ痛い人は息苦しさを感じることもある

鎖骨下筋は鎖骨と肋骨をつないでおり、呼吸にも関与しています。

正常な呼吸をすると肋骨が動くため、鎖骨下筋が硬くなっていると肋骨の動きが制限されます。

また、鎖骨の可動性が低下すると首の筋肉にも負担がかかり、呼吸が難しくなり息苦しさを感じることがあります。

リンパを流すためにも鎖骨下は重要

鎖骨の下には重要なリンパの通り道である左右のリンパ本幹が存在します。

このリンパの通り道は鎖骨の裏側にありますが、鎖骨下筋が固くなるとリンパの流れが阻害されてしまいます。

正常なリンパの流れは体内の老廃物や余分な水分を排出し、免疫力を高める役割を果たします。

鎖骨の下をケアすることでリンパの流れを改善し、健康な状態を保つことが重要です。

整体での鎖骨下筋を柔軟にする取り組み

鎖骨の下にある筋肉、鎖骨下筋を回復するには2つのアプローチがあります。

まず一つ目は巻き肩を改善することです。

胸の筋肉が強く働く結果、胸が閉じてしまい、鎖骨下筋に負担がかかっていることがあります。

姿勢の改善やストレッチを取り入れ、胸郭を広げることで鎖骨下筋への負担を軽減することができます。

2つ目のアプローチとしては、鎖骨の上部にある首の筋肉を柔軟にすることが重要です。

特にストレートネックの場合、首の前の筋肉が硬くなっているため、首の骨との調整が必要です。

整体やストレッチなどを通じて首の筋肉をほぐし、バランスを整えることで鎖骨下筋の状態を改善することができます。

【肩こりさん必見】鎖骨の下が痛い原因と対処法を解説のまとめ

肩こりの人が鎖骨の下を押すと痛みを感じる原因は、様々な要素が絡んでいます。

首や肩、腕、胸など周囲の筋肉の硬さやストレスによる緊張が鎖骨下筋の状態に影響を与えます。

鎖骨下筋の硬さが引き起こす痛みや呼吸困難、リンパの流れの阻害は、日常生活に影響を与える可能性があります。

鎖骨の下を柔軟にするためには、姿勢の改善や胸郭の広げ方、首の筋肉のケアが重要です。

整体やストレッチなどを組み合わせたアプローチで、鎖骨下筋の状態を改善し、肩こりや関連する症状の軽減を図りましょう。

肩こりに悩む方々が鎖骨の下の痛みに対して適切な対処法を知ることで、快適な日常生活を取り戻せることを願っています。