ストレッチをいくらやっても体が柔らかくならなかった人の最終手段はコレ

ストレッチをいくらやっても体が柔らかくならなかった人の最終手段はコレ

ご訪問いただきありがとうございます。

このページでは「体が硬い人はどうしてストレッチしても体が柔らかくならないのか?」の疑問にお答えします。体が硬い人間代表として、手技療法家として、体の柔軟性の真実をぶっちゃけます。

結論からお話すると、「アプローチが間違っているから体が柔らかくならない」ということ。じゃあ、正しいアプローチすればどうなるの?

背中握手と左右開脚

超がつくほど体が硬い私ですら背中握手や開脚くらいならできるようになります。

痩せやすい体になりたい人、スポーツを頑張っている人、若さを保ちたい人、これからヨガやダンスを始めたい人。そんな夢があるのに体が固くて悩んでいる人のお役に立てたら嬉しいです。

ストレッチをいくらやっても体が柔らかくならない原因

書籍、YouTube、ブログなど、体を柔らかくする方法はたくさん紹介されていますよね。「1週間で180度開脚ができるように~」と紹介されているのをあなたも見たことがあるのではないでしょうか。

でも、思い出してください。バレエやっている子どもやお相撲さんが泣きながら柔軟している映像を見たことがあると思います。あれが真実です。そう簡単に人の体は柔らかくなりません。

時間が足りない

メディアで紹介されている人、Instagramで個人発信している人を問わず、体が柔らかい人たちの身体表現に掛ける思いは凄まじいものがあります。毎日のように体をケアしながらストレッチを続けています。

追い込んでない

彼ら彼女らには間違いなく師匠と呼ばれる存在がいます。もしくは過去に新体操やダンスを習っていて下地があるのです。どうやったら体が柔らかくなるのか?指導を受けているから、現在の華やかな身体表現が可能になっています。

筋膜が硬い

いやいや、そうは言っても結構ストレッチを頑張っているよ!

もちろんそういう努力家の人もいらっしゃると思います。でも、なかなか体が柔らかくならない。

そういう場合は、筋膜が硬い可能性があります。

体が硬いってどういうこと?

体の硬さ、例えば股関節が硬いという場合、3種類の意味があります。

1.関節が硬い
2.筋肉が硬い
3.筋膜が硬い

1.関節が硬い

ご存知のとおり関節というのは骨と骨のつなぎ目。まわりには靭帯が補強し、骨と骨の接地面には関節包というクッションがあります。ここの動きが固くなっているケースです。

2.筋肉が硬い

これがおそらく「体が硬い」と言った場合のイメージだと思います。筋肉が伸び縮みしないというケース。

3.筋膜が硬い

多くの方は既にご存知だと思います。筋肉を包んでいる膜、筋膜といいます。この筋膜が固くなるという現象が最も人の柔軟性を奪います。

そして、例えば、股関節が硬いという場合、股関節の筋膜が硬いというのが問題なのではなく、それ以上にふくらはぎだったり、腰や背中、腹部といった別の場所の筋膜の硬さが股関節の動きを悪くしていることがあるのです。

体が硬い人のための体を柔らかくする方法

筋膜が柔らかい人はストレッチを続ければ間違いなく体は柔らかくなっていきます。なので心配せずにストレッチを行ってください。

しかし、ストレッチをしても体が柔らかくならない私のような人間には順番が大切になります。

1.体を温める

体操を行ったり、お風呂に入って体を温めたら準備OK。

2.筋膜リリースする

まずは全身の筋膜リリースを行ってください。そして、左右開脚をしたい場合には、それ用に筋膜を調整します。

筋膜リリースは一度だけではなく、筋膜リリース→筋肉をストレッチ→筋膜リリース→筋肉をストレッチ→という具合に繰り返します。

3.正しいストレッチをする

筋膜を柔軟にしておけば、ネットや書籍で紹介されているようなストレッチを継続することで体は柔らかくなっていきます。ただ、一応、筋肉を柔らかくするストレッチのコツがありますので、以下に紹介させて頂きます。

体を柔らかくするための効果的なストレッチ方法

静的ストレッチ

ストレッチには静的ストレッチ、動的ストレッチがあります。

例えば、静的ストレッチは開脚したままじーっとしているようなストレッチです。動的ストレッチは足を蹴り上げる、腕を回すといったストレッチ体操です。

運動前のストレッチであれば動的ストレッチをおすすめしますが、体を柔らかくするという目的であれば静的ストレッチをオススメします。

呼吸を深く

リラックス効果や血液循環の観点から呼吸を深くしてみてください。

体を温める

準備体操やお風呂に入ってからストレッチするほうが筋肉は柔らかくなりやすいです。

拮抗筋を意識する

拮抗筋

拮抗筋というのは相反する作用の筋肉のことです。例えば、力こぶ(上腕二頭筋)と反対側の筋肉(上腕三頭筋)のような関係の筋肉のことです。

上腕二頭筋は肘を曲げる働きであるのに対して、上腕三頭筋は肘を伸ばす役割りがあります。ちょうど反対の作用があるので拮抗筋と呼ばれています。

指導を受ける

可能であれば誰かに習ったほうが早く体が柔らかくなると思います。

毎日こまめにストレッチ

五輪メダリストの元新体操選手の方もテレビを見ながらストレッチすると話していました。筋膜の柔軟性さえ回復していればストレッチで体は柔らかくなります。柔軟性が高まってくればやる気も起こります。それは良い循環といえます。

体を柔らかくするメリット

姿勢改善

日常生活を送っているとストレートネックや猫背、巻き肩になりやすいので、これをストレッチでリセットしましょう。

肩こり腰痛など予防、改善

肩こりや腰痛というのは筋肉が固くなることにより、肩や腰に負担がかかっている状態です。ストレッチをして体を柔軟にすれば予防にも改善にも役立ちます。

疲労回復の早さ

筋肉は伸び縮みすることで血液循環し回復を助けます。

若さを保つ

体の柔軟性の高さは伸び伸びと体を動かせるということ。

スポーツができる

体が柔らかいということはケガを予防し、疲労からリカバリーがいいということですので、コンディションよくプレイが可能になります。

フォームローラーで筋膜リリースできる?

筋肉の中央部分はできると思いますが、細かい調整は難しいと思います。

まとめ

以上、このページでは体が硬い人はどうやったら柔軟性を取り戻せるのか?という点についてご紹介しました。

・ストレッチで効果的に伸びるのは筋肉であること
・筋肉や関節を柔軟にするには筋膜の調整が必要であること
・ストレッチのコツ

体が固くて悩んでいる人のお役に立てば嬉しく思います。私もストレッチは続けていくつもりなので一緒に頑張りましょう!

もし、筋膜リリースを受けてみたいという方がいらしたら、お手伝いしますのでお気軽にご相談ください

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