こんにちは。
西東京市田無の整体院とまり木です。
このページでは巻き肩は整体で治るのか?という疑問について解説します。
巻き肩は、肩が内回しで捻られたままになった状態で、ほぼ猫背と同時に起こります。
巻き肩は肩こりや首の痛みを引き起こす姿勢の歪みですし、見た目も気になる方は多いのではないでしょうか。
巻き肩を治すために、整体を上手に活用して、理想の姿勢を手に入れていただければと思います。
巻き肩は整体で治るのか?整体での対策とその効果
巻き肩とは何か?
巻き肩は、肩が内回しで捻られたままになった状態を指します。
これはほぼ猫背と同時に起こり、肩が巻かれて肩甲骨が引かれることで、首から背中にかけての背骨のカーブが強くなりすぎ、猫背になります。
巻き肩の原因とは
巻き肩の原因は、肩が内回しで捻られたままになることです。
ここには上腕二頭筋の硬さ、脇の下の硬さ、胸の筋肉が過度に収縮することによって肩が内回しに捻られてしまいます。
巻き肩と猫背の関連性
猫背になると、ほとんどの人が巻き肩になります。
巻き肩と猫背の関連性は、体の構造と動きに起因します。
巻き肩になるためには、背中の肩甲骨が外側に広がる必要があります。
そして、背中が丸まることにより肩甲骨が広がります。
このように、体が丸まり肩甲骨が外側に広がると、脇の筋肉も硬くなり、肩甲骨の動きを阻害していきます。
そして巻き肩になると猫背も治りにくく、悪循環になっていきます。
巻き肩が引き起こす可能性のある症状
巻き肩は、首から背中にかけて筋肉が緊張しっぱなしになり、コリや痛みを生み出します。
また、ストレートネックにもなる可能性があり、首の隙間から出る神経や血管を圧迫してしまい、
慢性的に肩こりや首の痛み、頭痛、手の痺れなどの症状が現れてしまいます。
巻き肩の程度について
巻き肩の程度は、仰向けに寝た際に肩がベッドや床に「ピタッとつく」事が正しいと思われている方がいます。
しかし、医学的・解剖学的には全く違います。
ベッドや床の面に対して肩が35度程度前に入っているのが正常です。
巻き肩がなかなか治らない理由
巻き肩がなかなか治らない理由は、一度固まって動かなくなった筋肉が非常に動かしづらいからです。
マッサージやストレッチで何とかしたくても、骨格の歪みがあると動きが制限されてしまいます。
巻き肩を整体で治す!その方法と効果
巻き肩を改善するための整体のアプローチ
巻き肩を改善するための整体のアプローチは、正しい姿勢になるように改善する動きで、肩甲骨の凝り固まった筋肉を動かせるように改善していくことです。
巻き肩を治す寝方
巻き肩を治す寝方については、仰向けに寝ることが推奨されます。
これは、肩がベッドや床に対して35度位前に入っているのが正常であるという医学的・解剖学的な観点からです。
しかし、横寝をしたとしても大丈夫なように、猫背や肩甲骨を矯正するべきです。
寝方ひとつで巻き肩が改善しないとするのは乱暴な話です。
猫背は整体で治るのか
先述のとおり巻き肩と猫背は同時におこります。
ですので、巻き肩を治すためには猫背も一緒に治しましょう。
もちろん猫背も整体で改善することが可能です。
猫背を治すためには骨盤の歪みから調整するのがセオリーです。
では骨盤を調整するには?それは股関節を調整します。
体はつながっているので、猫背になっている背骨だけ!を修正しても効果は薄いです。
逆に全身の体の歪みをとると自然に猫背や巻き肩は治っていきます。
巻き肩と反り腰の関連性
反り腰はいわゆる骨盤の前傾を意味します。
そして、骨盤の前傾は股関節が内股になっている状態です。
この股関節と骨盤の歪みとバランスをとるために猫背になっているのです。
猫背と巻き肩は関連があるので、反り腰→猫背→巻き肩の順番で治っていきます。
巻き肩のチェック方法
先述のとおり肩は解剖学的に35度程度前に入っているのが正常です。
したがって、仰向けに寝た時、肩が何度くらい内側に入っているのか調べます。
巻き肩の自己改善方法とその効果
巻き肩の自己改善方法としては、バランスボールを使ったエクササイズ、矯正サポーターの使用、寝る前のストレッチ、ラジオ体操、仕事の合間の運動、肩甲骨回し等があります。
これらの方法は毎日マメに取り組むと効果的です。
巻き肩は整体で治るのか?原因から対策まで徹底解説!のまとめ
巻き肩は、肩が内回しで捻られたままになった状態を指し、ほぼ猫背と同時に起こります。
整体は、骨格の歪みを正し、筋肉の緊張を和らげることで、巻き肩を改善します。
自己改善方法としては、バランスボールを使ったエクササイズ、矯正サポーターの使用、寝る前のストレッチ、ラジオ体操、仕事の合間の運動、肩甲骨回し等があります。
これらの方法は毎日マメに取り組むと効果的です。